カンサーサバイバーシェフ 

2022年4月、ポルトガルにて子宮頸がんⅡbと診断される。そして、その後

癌ちゃん、移転されました。

2022年8月に子宮頚がんBⅡの治療を終え、しっかりブログを更新する時間も無い程、日常に没頭していましたが、2年後(まだ経ってないけど。)の今、転移が確認されました。

 

ポルトガルは癌治療後、5年間は3ヶ月、半年とずっと検査、検診やら色々な角度からフォローアップしてくれます。

で、5月のCTスキャン(MRI ?)にて肺に転移との事。

実は検査前後から、咳が出ており、てっきり花粉症(70%の芝、10%猫草?アレルギー持ちなので、春から夏にかけての花粉は相当アタックしてくる!)がエグくなったのか?と思っていたんだけど、3週間程続くので、うーーん。っと、思っていた矢先の宣告!あーそうであって欲しくはないと思っていたんだが。

I have to get alone with this....(仲良くやっていくしかねぇな。)

 

で、今日から標的 ベバシズマブ(日本はアバスチン?分子標的薬(これはbevacizumabの名称が説明書に載ってたので!)+抗がん剤(パクリタキセル Paclitaxel と、カルボプラチン (Carboplatin) 標準治療ではないか。と。(抗がん剤治療chemotherapyと+脱毛と、載ってたので!)。待ちながら予想中。

お!たった今、先生に呼ばれ、治療前の最終チェック。抗がん剤の種類は予想通り!大当たり!

針生検により子宮頚がんと同じ細胞との事。

ステージ4とは告げらたので、肺がんの非小細肺がんですか?小細胞肺がんですか?と聞くと、肺がんじゃないんだ。子宮頚がんから肺へ転移だから。との事。フム🤔

もうすぐ看護師さんから流れを聞き、治療開始。

2年前は抗がん剤と放射線治療でかなり苦しめられたので、どうなる事か。

ただ、今回は、色々調べあげ、古村比呂さんがアバスチンは手足のしびれ等が出るかもしれないから、フローズングローブなる物がいいようだ!と言ってたけど、無いんだけど、結果冷たい物を手に置くといいらしいとの事。アルミ水筒を凍らせてきやした。

あと、今回は体力だけはしっかりしています!💪💪

 

脱毛より吐き気でたべれなくなる事が、一番怖い。。。。大丈夫かなぁ。。

と言うことで、皮肉ながらもブログ再開。。。前回の続きもちょっと書くかな。

治療5,6周目。

前回の4周目から、症状は良くなる事も無く、ただただ匂いと言う匂い、太陽の熱に対応出来なくなった。

 

救いは、もう折り返し地点を通り越した事。6周が終わる迄もうすぐ!

 

 

 

6月21日(火曜日)から始まった放射線治療が6週間後の8月1日月曜日に終わった。

 

最終日、皆さん鐘を鳴らす。私も看護婦さんに促され、鐘を鳴らす。

館内に居る方々から拍手が起こる。日本はどんな感じなのでしょう?

https://youtube.com/shorts/38-tgOtvhcw?feature=share

”ありがとうございました。”

と頭を下げ、院を出る。

2度と戻りたくない場所。

 

さ、明日は主治医に終了の報告だ!

 

治療4週目

4週目からは、心身共に一気に落ちだした。

 

気分のいい時間は1日でほんのちょっと。

何故か、普段食べないファーストフードを好んだ。笑

看護婦さんやお医者様からは、なるべく消化によく健康的な物を食べる様に。と勧められたのだが・・・

毎日の放射線治療は、ほぼ絶食で行くせいか、治療後、一気にお腹はが減り、毎日ドライブスルーへ。

あんだけ具合が悪かったのに、帰り道、ハンバーガーを一気にむさぼり・・・

その一時間後には、もうベッドで落ちている。

こんな生活。

 

部屋でエクセサイズやストレッチをする事さえ、かなりきつい。

体重は10kg減少。腿と腿の間に隙間が出来ている・・・・・え?は?

ダイエットした気分・・・・💓

 

ONDANSETROM AUROVITAS

と言う抗がん剤等による薬物性嘔吐の予防および治療のお薬を処方してもらった。

正式名称はオンダンセトロン (Ondansetron)らしい。

買ったのはジェネリック商品。

1日2回までは飲んでいいって言ってたかな?

吐き気は少しよくなるものの、匂いからは逃げられず・・・結果撃沈となる。

あと2週だ!

治療3週目 肌感

3週目。

色々感じてはいたが、肌がどんどん弱くなっていく。

そう言えば、治療前に肌の保湿クリームを薦められていた!!

温泉水を使った無臭のビオクリーム。

放射線治療後に、当てるお腹周りはもちろん、あと乾燥して気になるとこを1日2,3回塗りなさいと。

 

でも、実は一番気になったのが、手の質感。

まるで1枚皮が剝げるんじゃないか?と思える程に皮が薄くなった。と感じた。

私は生涯、飲食業に従事し、若い時に酷い手荒れを一回やったものの、それ以降、水洗いに関しては一般人よりかなり強いはずだった。

治療中は、炊事、洗濯、掃除と殆ど夫がやってくれた(食洗器と洗濯機と掃除機だけど・・・笑)。

でも、たまに、気分がいい時間を狙って、さっとベッドを起き、キッチンの汚い部分などをさっと掃除しに行ったんだけど、ゴム手袋無しでの水扱いは無理だった。

ゴム手袋はとにかく必須だった。

いつか手の甲の皮がペロリとむけるんじゃないか?と思った。

 

副作用は週を重ねる毎に、酷くなっていった。

3週目では、ぎりぎり抗がん剤治療前日に何とか復活する有様。

 

しかも、実は治療が始まってから、最悪な事に、住居が決まらず・・・。

決まった!と思ったら、なかなか入居出来ず・・・・・

ポルトガルでは、1年期限の賃貸住宅は、貸主が、もう貸さない。と言えるのだ。

コロナが明け、短期で稼せぐ賃主が増えた事もある。夏で値段も絶好調に高騰し・・・・・💦

最初は直ぐに新居に入居出来ると思っていたので、3,4日、週1で住居が変わる生活をしていた。

プロモーションでいい物件を探し、ホテルに入ったり、アパートに入ったり・・・。

元々、家具が無い生活をしていた事と、キッチン道具、玩具、冬物居衣類等は入居予定のアパートに置かせてもらい、粛々とヤドカリを続けた。

治療中のやどかりは、正直、辛かった!

でも、現実は変わらないので、ね。楽しく行こうぜ。by夫。って事で・・・。

 

毎日、こんな楽勝な日々を繰り返しているが、とてもじゃないけどPCに向かえない。

座っているだけできつい。横になってもきつい。床ずれが出来そうな位に横にならないと辛い。

肉魚はもちろん、大好きなサラダ系の食事さえも全く食べれなくなった。

今まで好んで食べていなかったフルーツを欲するようになる。スイカ、メロン、オレンジ。。。。夫にとにかくフルーツを買って、切っておいておいてくれ。と。

これからはいっときこれで生きていく。

治療3週目で6KG痩せる。

治療2週目

治療2週目。

何となくシステムが分かって来た。

私の治療は、

月曜~金曜迄、Faro市内にある

Joaquim Chaves Saúde | Clínica de Radioncologia do Algarve

と言う放射線治療専門クリニックへ通う。

時間は前日に、明日は何時です。と決められるので、基本的に何も予定を入れる事は出来ない。ただ、火曜日の抗がん剤治療の日は、予約なしで終わったら行く。

毎回500mlの水を飲むが、火曜日の抗がん剤の日は水は飲まない。

 

毎週火曜日、朝8時、抗がん剤治療にFaro州立病院へ。朝一でまずは血液検査をする。抗がん剤を打てる体力があるかどうか白血球等を調べるらしい。1時間後に検査結果が出、治療が始まり、昼の15時頃に投与が終了し、その足(徒歩20分程)で放射線治療へ向かう。

 

副作用なのか?副反応なのか?が出て来た。

一番困ったのが、芳香剤

今まで気にも留めていなかった、クリニックのトイレの芳香にノックダウンされる。

マスクの上から口をタオルで抑え、匂いがなるべく入らないようにした。トイレに近くなくても院内でしっかり匂った。

500mlの水を飲む時は、院外へ出た。吐き気と戦いながら飲み干す。

 

家の洗剤という洗剤、洗濯洗剤、食器洗剤、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソソープ、旦那のデオドラント、芳香入りアルコール、室内の芳香剤はストレートに吐き気を催した。既にソファーやベッドに染み付いてる芳香剤も嗚咽がした。

洗ったばかりのシーツも洋服も・・・。あらゆる幾何学の香り全てに拒否反応を起こした。

とにかく全て無香に変え、鼻に付く物は全て洗い直し、出来ない物はビニールに詰め、ベランダへ。辛かった。

妊娠の経験は無いが、よくつわりになると色んな匂いや食べ物がダメになると聞くが、こんなのが続くのか?と考えると、やはり出産した人達は凄い。

 

副作用のパターンが見えた気がする。

火曜日の抗がん剤の2日後から一気に身体が衰弱する。

金曜日辺りからちょっと盛り返す。

土日は治療がないので一息をつき、日曜でようやく気分が良くなってくる。

月曜の放射線治療には一人で運転して行ける様になる。

 

日光と、芳香は敵である。

2週目から食欲が一気になくなった。

治療1周目

という事で、
水曜、木曜、金曜、土日休みで月曜の放射線治療4回が終わると1周目完了である!!!

水曜日の朝、珍しく腸があまり活発でない。。。ま、多少は出たし。。
昼食を果物位で止めて、放射線治療へ。

1⃣500mlのミネラルウォーターを渡され、まずトイレ行って、それからこれを全部飲んで下さいね。終わったらお知らせ下さい。と言われる。
元々、あまり水をごくごく飲む習慣もなく、冷たくもないので、20分程かかって飲み、終わった旨を告げる。

2⃣終わっていっときして名前が呼ばれ、着換え、治療室へ。
3⃣始まったと思ったら昨日より早く検査技師が入って来た。
"腸の残物が影になって、ぎりぎり治療が出来ないの。。。ちょっとトイレでもう一回出して見て頂戴。"
との事。
ガーーーン😱😱ちょっとの残物位は大丈夫だと思ってたのにー😱😱😱
トイレに座る、しゃがむ、ストレッチする、のの字を描く、刺激してみる。あらゆるアイデアで頑張るが一切もよおす感じ無し💦💦。軽くガスが抜けた程度。。
諦めて検査技師にガスのみです。。。と伝えると、最初はこうなる人はいるのよ。大丈夫。やってみましょう。
との事。
結果、ま、ギリ出来たわ。
って事で、帰りは下剤を購入。
夜ご飯はなるべくヘルシーに。とのことだったので、フレッシュチーズサラダにパスタを食べる。

木曜日、午前中、放射線治療へ。
滞りなく終わり、午後はちょっとウロウロ出来るかなーと思っていたら、体調がどんどんと下り坂へ。。。。
虚脱感、疲労感、倦怠感に軽い吐き気。
という事で、ちょっと安静にする事に。

取り敢えずサラダは食べれそうなので、アボカドと豆腐のサラダにして食べる。
これが副作用というやつなのかな?

金曜日、あまり眠れず。倦怠感のまま起床。薬も飲んでないのに便秘どころか下痢になる。
ま、放射線治療にはOKだわね。
放射線クリニックにて、トイレの芳香剤で、眉に皺がよる。。。こんなに強かったっけ?🙄

土曜日、かなり身体が重いが、息子の行事でどうしても外せず一緒に外出。
無茶苦茶身体が重い。キツい。。

日曜日、土曜日より軽くなった。ホッ。

☝️☝️治療中の6週間で、気を付ける事を書きだす事にした
☝️1日2L程の水を頑張って飲みましょう。飲めなきゃカモミール茶とかでもいいじゃん。
☝️日光はかなり天敵。絶対に涼しいところを選ぶ。
☝風邪ひいてる人とかは避ける。抗体が減っているので。
☝とにかく、無理はしない。

いよいよ治療始まる。1周目初日!!

コロナ監禁生活が終わったが、もう一回PCR検査があるのかしら?なんてのほほ~んとしてたら、病院から、
"あなた。何で来ないの?どこに居るの🤨"
とのちょっぴりお怒りのお電話を貰う。
"えーーーーーー????😱😱😱😱
どういう事でございますか?
先週迄陽性だったので、てっきり来週月曜からだと思っていました!!!"😵‍💫😵‍💫
と伝えると、
"うーーーん。。。今日から来ていいのよ、あなた・・・。😮‍💨今週は、明日だったらまだ空きがあるわよ、どうする?😌"と言われ、
"はい!もちろん、明日行きます!!!🥳"
と急遽、火曜から行く事に。

頭の中では、"何だ、てっきり月曜から始めなきゃいけないと思い込んでたわ。どういう事か分からんけど、火曜からってのもありなのね。。"



1周目
って事で、6月21日火曜よりいきなりスタートを切る。
何も分からず言われたままに
1⃣朝8時、病院敷地内にある血液検査場にて血液検査、
2⃣8時半過ぎ頃、敷地内のオンコロジー(癌腫瘍)科の受付へ到着〜。

通常ならば、前日迄にPCR検査を受け、陰性証明が必要。

ですが、6か月以内にコロナに罹った人は、リカバリー(回復)証明書が発行され、6ヶ月間は、PCR検査は免除となる。
所謂、マリオ(マリオブラザーズ)がスターをゲットしてキラキラ光って無敵になる様に、6か月間はコロナに無敵になる。という事らしい。

3⃣9時半頃、名前が呼ばれ、まず看護師室へ呼ばれる。
1,名前を確認
2,ID入りリストバンドを付ける
3,耳の中の体温チェック
20人程収容出来る大間へ。
殆どの方はベッドかリクライニングチェアにて注射針が刺さっている状態。😵‍💫
新顔の私は、一人用チェアに通される。
(ここで6時間か。。。う~~~ん💦)

手の甲に当ててねー。と小さな小さな湯たんぽを渡される。どうやら、針を打つ前に血管を浮き出させる作戦の様だ!!いい作戦だ!

看護師さん泣かせの血管を持つ、注射針が超苦手の私。普段は血管が浮き出てる癖に、注射針を見た途端に、きゅーーっと引っ込むのです。。

①血液検査が出る迄、まず点滴をしながら待つようだ。
いい感じで浮き出て来ました!!
今でーーす、看護師さーーん!!!
が、初日、2回失敗。3回目でようやく血管に刺さる。。🥺

②1時間強後位、血液検査もOKが出て、ここで抗がん剤シスプラチンが2時間(?)かけてゆっくりと体内へ注入していきます。


お昼ごはんは、サンドイッチやスープ等がワゴンで運ばれてくる。

が、初日は緊張して何も食べず。

③抗がん剤が完了すると、利尿作用のある薬を入れる為、どんどんトイレに行きたくなります。

④15時頃、第一回目、抗がん剤治療終了。
そのまま、今度は放射線クリニックへ。病院から歩いて15分程だけど、初日はタクシーで行く。

放射線治療1周目(1)
抗がん剤治療の日は、終わったら来て下さい。との事。初日は何も分からんので、言われた通りに。。
更衣室へ案内され、上着、下着はそのまま、ズボンだけ脱いで検査服を羽織る様言われる。

放射線室では、ある程度身体を固定し、焦点を以前彫られたタトゥーに合わせ、治療スタート。約8分程だろうか?

治療後、明日は何時に。と言われ、終了。
(毎日時間が違うようだ〜。なるべく朝にお願いします。とは言ったが。)

これが初日の抗がん剤治療と放射線治療であった。

感想
1日外に居たので疲労感たっぷりだったが、薬の副作用らしきものは一切感じない。
1日何も食べずにいたので、お腹もペコペコ!

治療日程が決まる!

PETも終わり、治療日が決定。
抗がん剤治療(シスプラチン)を6回、(体外)放射線を30回。終わったらブラキテラピー小線源治療(腔内照射)です。
6月13日月曜9時から始めます。との事。
よく分からんけど、月曜からね。いつも、私は重要な事に関してお気楽です。考えてもしゃーない。とモードが変わるらしい。

**日本と違ったのは、手術はしない。と言う事だった。
子宮頸癌ⅡB、日本は手術+抗がん剤+放射線治療が主流で書いてあった。

病院から、食事制限はないけど、生食はあまり勧めないかな。って言われたー🥺。と友人に話したところ、よっしゃー、じゃ食い納めしよう!と、大好きなフレンチのステーキタルタルを食べに。😋😋🍴🍷


翌日の金曜日、息子のクラスメート幾人かがコロナ陽性になった。と。
あら?喉がイガイガするんだけど。。。ちょっと倦怠感も。。。。みんなで簡易キットで検査してみよう。と3人調べると、何と私だけ陽性反応。。😵‍💫😵‍💫😵‍💫
翌週月曜からの治療で、明日の土曜はPCR検査が入っているのだ。

ポルトガル国では、病院へお世話になる場合(何の治療かにもよるかもしれないが)、2,3日前に指定の検査場(ドライブスルー)にPCR検査(無料)をしに行く事になっているそうだ。

慌てて保健機構SNSのコロナ用番号へ電話。カクガクシカジカ説明すると、
"自分1人で運転出来る位症状が軽ければ、受けにいらっしゃい"。との事でドライブスルー検査へ

コロナ感染、奮闘記はこちらへ〜
https://komie.hatenablog.com/entry/2022/07/07/172611

陽性が確定し、今度は病院へカクガクシカジカで治療へ行けないですよねー?
と確認を取る。ガーーン。

果たして治療はいつから始まるのだい?🥺🥺🥺🥺

隣国スペインへ、PET検査。

さて、保健機関よりお電話📲があり、検査の日時のご連絡。

ある程度のポルトガル語の理解はあるが、病院関係の単語は皆無で、いつも必死に聞き取っている。
今回は、
1,検査ですよー
2,6月1日朝6時
3,FARO病院の出口付近へ集合。
4,夜何時から絶食ですよー
とか重要事項は分ったけど、
5,"セビーリャ"?
ちゅう単語が出てきた。
セビーリャ、セビーリャ。。何じゃ?と思いつつ。。

検査前日が専門医との最終問診だったので行くと、
ジュリオ先生"一応ね、最終確認でPETという検査も受けて頂く事になりましたが、連絡は来ましたか?"と。
私"あ!!はいは~い🙋、明日です。セビーリャとか何とか言ってましたが、それですか?"と聞くと、
ジュリオ先生👨‍⚕"明日ですか?それは良かった。リスボン(首都)じゃなく、セビーリャですね。"
と。夫婦揃って、
"セビーリャはどのエリアですか?"
と聞くと、
ジュリオ先生”スペイン🇪🇸ですよ。”と。
え???😳スペインへ????!!!!

何と。。。南ポルトガルエリアには、国立病院にPETの器材が無いので、首都リスボン(300km)か、国境を越え、スペインのセビーリャ(280km)へ行くそうです。。。
国境越えるって。。。
凄いなユーロ圏!!!

と言う事で、6月1日、5人の同じくPET検査をする皆様と搬送用救急車に乗ってGo!

因みに、Utente ウ-テンチ(保健番号)を持ってる人で、国に従事されてる医師から診断書が出れば、検査も搬送代も全て無料です。

素晴らしい国。

2時間半でスペイン/セビーリャの病院へ到着。
ポルトガル語/英語を話すコンダクターの様な人が待機しており、ツアーさながらに付いて行きます。

500mlのミネラルウォーターをもらい、個室へ移動し、検査前の何たら液を注入し、30分程待ち検査へ。
検査が終了と個々に朝食を取り、フロントへ集合。送迎救急車が来たら、帰国。🇪🇸→🇵🇹

ポルトガルに移住して良かった。
ポルトガル国、また国民の皆様に深く感謝。

1日、私がわちゃわちゃして、息子のお迎えに間に合わなかったらどうしよう~等考えてる最中、なんと夫は、義兄のサプライズ誕生日会の為、ロンドン🇬🇧へ。。。。ええなー。

5月26日 2022年 医療チームの治療会議

血液検査も無事に医療チームへ届き、
私の癌治療をこれからどういう風に進めるのか?ミーティングが、予定通りに患者(私)抜きであったようです。

翌日、州立病院より電話があり、今後の治療について、癌専門医で私の担当となってくださるジュリオ医師の元へ。
この日は何と急に小学校(公務員全体)がストライキで。。。💦
預けられる親族等もいませんから、家族みんなで病院へ行く事に。。
息子よ、大人しくしとくれよー。💦

説明によると、
1,腫瘍はぎり4CM
2,身体の負担を考えて手術無しの化学治療(抗がん剤シスプラチン)週1回+放射線治療週5回。計6週間。 欧州では、手術での摘出より放射線+抗がん剤治療が主流。
3,通院
4,ここ州立病院では、PCR検査、血液検査、抗がん剤治療をし、放射線治療は連携している別の専門クリニックで行うとの事。
5,抗がん剤+放射線の治療が終わったら、2日間のブラッキテラピー(?)

等等、色々説明を頂き、何か聞きたい事はありませんか?と言われたので、"私はステージは何ですか"と聞いたところ、
"現在はステージⅡBです。"とのお答えでした。
CTとMRIでは多面に広がりは見つかりませんでしたが、PET検査も受けてもらいます。と。
まだ検査があるのか~。。。あ"〜〜。。。(泣)


看護婦長にもお会いし、血液検査、薬、治療時間について等、細かく分かる迄手順をお話しして頂き、同じ抗がん剤治療を受けている方々の医療室も見せてもらった。

その後、指定された癌専門放射能治療クリニックへ行き、説明を受け、そのままあれよあれよと放射線治療を受ける診察台へ。
”放射線を当てる場所に印を付けるので、タトゥーを少し入れますから、ちょっとだけチクっとしますよ~。”
と言われ、冗談かと思ったら、本当だった。
焦って、え?どこにですか?と聞くと、小さな小さなほくろかしら?と思うようなタトゥーだった。
どうやら日本に帰っても、ちゃんと温泉は入れそうである。良かった。