サービカル カンサー シェフ (子宮頸癌)

2022年4月、ポルトガルにて子宮頸がんⅡbと診断され葡国にて治療中。

治療3週目 肌感

3週目。

色々感じてはいたが、肌がどんどん弱くなっていく。

そう言えば、治療前に肌の保湿クリームを薦められていた!!

温泉水を使った無臭のビオクリーム。

放射線治療後に、当てるお腹周りはもちろん、あと乾燥して気になるとこを1日2,3回塗りなさいと。

 

でも、実は一番気になったのが、手の質感。

まるで1枚皮が剝げるんじゃないか?と思える程に皮が薄くなった。と感じた。

私は生涯、飲食業に従事し、若い時に酷い手荒れを一回やったものの、それ以降、水洗いに関しては一般人よりかなり強いはずだった。

治療中は、炊事、洗濯、掃除と殆ど夫がやってくれた(食洗器と洗濯機と掃除機だけど・・・笑)。

でも、たまに、気分がいい時間を狙って、さっとベッドを起き、キッチンの汚い部分などをさっと掃除しに行ったんだけど、ゴム手袋無しでの水扱いは無理だった。

ゴム手袋はとにかく必須だった。

いつか手の甲の皮がペロリとむけるんじゃないか?と思った。

 

副作用は週を重ねる毎に、酷くなっていった。

3週目では、ぎりぎり抗がん剤治療前日に何とか復活する有様。

 

しかも、実は治療が始まってから、最悪な事に、住居が決まらず・・・。

決まった!と思ったら、なかなか入居出来ず・・・・・

ポルトガルでは、1年期限の賃貸住宅は、貸主が、もう貸さない。と言えるのだ。

コロナが明け、短期で稼せぐ賃主が増えた事もある。夏で値段も絶好調に高騰し・・・・・💦

最初は直ぐに新居に入居出来ると思っていたので、3,4日、週1で住居が変わる生活をしていた。

プロモーションでいい物件を探し、ホテルに入ったり、アパートに入ったり・・・。

元々、家具が無い生活をしていた事と、キッチン道具、玩具、冬物居衣類等は入居予定のアパートに置かせてもらい、粛々とヤドカリを続けた。

治療中のやどかりは、正直、辛かった!

でも、現実は変わらないので、ね。楽しく行こうぜ。by夫。って事で・・・。

 

毎日、こんな楽勝な日々を繰り返しているが、とてもじゃないけどPCに向かえない。

座っているだけできつい。横になってもきつい。床ずれが出来そうな位に横にならないと辛い。

肉魚はもちろん、大好きなサラダ系の食事さえも全く食べれなくなった。

今まで好んで食べていなかったフルーツを欲するようになる。スイカ、メロン、オレンジ。。。。夫にとにかくフルーツを買って、切っておいておいてくれ。と。

これからはいっときこれで生きていく。

治療3週目で6KG痩せる。